今回は香港のお酒事情(特に日本酒)について説明したいと思います。
日本酒輸入量は中国本土・アメリカに次ぐ世界第3位、単価は23年度2,588円と、これら2国を凌いでいます。それでも、輸入酒類全体の約1.5%と、ワイン50%・蒸留酒40%に比べると少量です。
ただ、香港人はお酒を飲まない人が多く、データ的にも1人当たりのアルコール摂取量は日本の3分の1程度です。そんな中でも日本酒が消費される理由は、日本食レストランの軒数の多さと(約1,500軒)日本ファンの多さが、日本酒への距離を縮める要因になっており、海外で一番日本酒の品揃えが充実している市場を形成しています。
最近はクラフトサケが注目されるなど、益々進化を遂げています。
尚、香港でお酒を飲める年齢は18歳からとなっており、日本より少し早くお酒デビューできます。只、昨今の物価上昇にて酒全体の値段高騰してきており現地駐在の日本人でも気軽に一杯、という訳には行かなくなってきている今日この頃でございます。
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