<シンガポール> マレー鉄道線路跡に出来たレールコリドーとは?
- jtainfo
- 2022年4月25日
- 読了時間: 2分
2011年に廃止されるまで、マレー鉄道はシンガポールの中心地まで線路が延びていました。
現在は市民の憩いの場として生まれ変わったレールコリドーをご紹介します。
遠くはタイ・バンコクまで通じるマレー鉄道。2011年にシンガポール領内への乗り入れが廃止され。国境沿いのウッドランド駅までとなりましたが、全長24㎞、約100ヘクタールにも及ぶこの線路跡をパブリックスペースへと転換させる計画が政府より発表されたの2015年。
以来、整備が進められています。
シンガポールの国土を縦断する線路跡を人々や動植物を繋ぎ合わせるきっかけにしようという発想が素晴らしいです。
現在、そのコリドーは着々と整備が進められています。

鬱蒼と生い茂った熱帯雨林の中をかつては走っていた線路跡をこのように舗装しています。

線路跡ですのでアップダウンや大きく曲がる道もなく、自然の中をまっすぐに進みます。
サイクリングは気持ちいいですが、ジョギングをするには少し単調かも!?

道中、いくつかの道路を横切る鉄橋もあります。当時からのものであり、風情があって絶好の撮影スポットでもあります。

全て開通しましたら全長24kmですのでハーフマラソンが出来てしまいます。
折り返したらフルマラソンです。
現在は、旧シンガポール駅の駅舎付近で新規地下鉄駅の工事が行われており、
その工事の完成と共にレールコリドーの出発地点の整備も行なわれています。
また、未だ木々で鬱蒼としているシンガポール北部まで整備が進められると完成となります。
ジョギングやサイクリングスポットとしても人気が出てきているレールコリドー、
次回お越しの際に身体を動かしたくなったら是非行ってみてください。
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